Titanium Mobileセミナーに行ってきた
地元にてTitanium Mobile勉強会に参加してきました。
講師は、増井雄一郎さん。
現在、米Appcelerator社のテクニカルエバンジェリストとして、Titanium Mobileを提供している側の方です。
第1部:Titanium Mobileとは?
スライドはこちらです。
「タイタニウムモバイル」と呼びます。「チタニウムモバイル」ではないのでご注意ください。
Objective-CやJavaで書くことなく、JavaScriptのみの記述でiOS と Android 向けの
ネイティブアプリケーションを開発する事ができます。
iPhoneが発売されて2年半ですかね?
AndoroidやWindows PhoneなどOSも登場し、これまで以上に活気付くであろうスマートフォン市場。
アプリ提供側としては、全てのOSに対応したいところですが、開発言語が異なります。
iPhoneで開発したObjective-Cのコードを、Andoroid用のJavaに書き直すのは面倒ですよね。
最近、このようなクラスプラットフォームへの対応の答えとしてHTML5+CSSが注目されているようですが、致命的な弱点が2つあるとのこと。
それは・・・
- HTML5の仕様が安定していない&ブラウザの対応状況が追いついていないため、ブラウザごとに挙動が変わる
- ネイティブアプリケーションとならないため、ストアでの販売ができない(致命的?)
この弱点を見事に解決したのが、Titanium Mobileです。
ゲーム等のリアルタイム性が求められるアプリに向いていないことや画像の処理が弱いという点はあるものの、
少ないJavaScriptのコードでiPhone、Andoroidどちらでも動作するアプリを作ることができるのは大きな魅力です。
コード量も半端なく少ないです!
足りない機能はモジュールを開発すれば、拡張することが可能とのこと。
UIは、jss(javascript style sheet)を利用することで、コードから切り離すことができます。
第2部:増井さんが米Appceleratorに入社するまで
こちらの[Webエンジニア武勇伝]を凝縮した形のお話でした。
- 第5回 http://web-engineer.buyuden.net/buyuden/2009/10/5.html
- 第41回 http://web-engineer.buyuden.net/buyuden/2010/12/41masuidrive-appcelerator-inc.html
一番に感じたのは「動きながら考える人」または、それを通り越して「動いてから考える人」というくらい
行動力のある方だなというのを感じました。
僕は、考えすぎて動きが鈍るタイプなので、ここは本当に見習うべきだと思います。
第3部:ライブコーディング&Titanium Mobile利用事例
- Titanium Mobile にて新規プロジェクトを作成し、Twitterのタイムラインを表示
- その後、タブごとに異なった画像を読み込み表示
持参したPCにて、一緒に動作確認までしたかったのですが、途中で挫折しました。。。
根性なしのヘタレでした。
最後に中西さん(@t_nakanishi)からTitanium Mobileで実装したアプリの発表があり終了。 開発途中とのことでしたので、子供を持っている自分としては是非利用したいと思いますので、 目標とされていた「ストアへ並ぶ」その日をお待ちしております。
2次会&総評
知らない人と会話するのが苦手な自分。
ですが、2次会に参加されたみなさん良い方で、楽しく興味深い話をたくさん拝聴することができました。
増井さんの話を聞くことができればよかったのですが、その辺りは次回の課題ということで・・・
このような勉強会に参加するのは初めてでしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。
知識を吸収することや知らない方と面識を深めることも含め、勉強になることがたくさんあった1日でした。
今後、定期的に開催するとのことでしたので、継続して参加していきたいと思います。
最後に中西さん、増井さん、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました!
昨日と今日の勉強時間
- イラスト 2.5h
- セミナー&懇親会 6h
今日の気づき・・・
- もっと楽観的に「どうにかなる」精神を養って行動できるようになる!
- 本当にまずは動くを心がける!やってからでないと分からないことがたくさんある!
- さらに、動きながら考えれるようにする!