僕たちは世界を変えることができない

こんばんは！
今週は、明日に控えたサービスリリースのため連日帰りが遅く、子供が寝てから家に着くような状態でした。
朝、次男（１歳）に「誰？」っというような目で見られるのはなかなか辛いものがあります。
それも、今日まで・・・のはず！
明日は息子達が起きてる時間に帰る事を目標にしたいと思います。

さて、今日は先日購入した本「僕たちは世界を変えることができない。」について簡単にご紹介したいと思います。

概要

この本は、退屈な日々を送る大学生がふとしたチラシからから「150万円でカンボジアに学校を建てる」事を知ることから始まります。
仲間を集め、150万円を集まるために試行錯誤と行動を繰り返し、ついにカンボジアに小学校を建てるに至ります。
その過程で、著者は色々な人と出会ったこと、経験をしたこと、その時々の思いや悩みが等身大で描かれています。（その分下ネタもありです）
文章の量としてはそれほど少ない方で、写真も多くさらっと読めてしまいます。

本を読んで思った事

現地のカンボジアのエイズ問題や衛生環境について、著者の視点や経験をふまえて触れられていますが、テレビ等で聞いていた話よりも悲惨な状態と改めて感じました。
「自分は本当に恵まれている」そんなことを感じながらも、カンボジアの人よりも笑顔が少ないのは何故だろう？
など、考えさせられる事が多々ありました。

また、大学生がボランティアに興味を持ち、実際にカンボジアに小学校を建ててしまった行動力には本当に感動しました。
150万円を調達できないかもしれない不安に打ち勝ち、実際にやり遂げた勇気と行動力は僕も見習うべきことです。

そして、やっぱり現地のことは現地に行かないと分からないんだなと思いました。
テレビやインターネットの情報は、報道側の主観や都合が入るため、現地の情報が加工されてしまっている。
ですので、生の情報に触れるには、実際に現地で人と会ったり、話を聞いたりすることが大切なんだと思いました。

最後に・・・

今回この本をご紹介したのは、本の内容が良かったこともそうですが、今、日本で起きていることがそのまま当てはまると思ったからです。
そのように思うきっかけとなった、本書の該当部分を引用します。

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困っている人にお金をあげるのも１つの方法だ。
でも、一番大事なことはカンボジアの人たちが自分たちの手でカンボジア
という国をよくしたいと思い、良くして行こうと努力することだ。









































































































































































































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東日本大震災、そして福島原発の放射能問題と被災者の方々は今も想像を絶する生活を送っていると思います。
そんな方々に対し、世界中の人達が「自分にできることは何だろう？」と自問しできる精一杯の支援をしています。

僕も募金や物資送るなど自分にできる範囲の支援はしたつもりですし、事実、復興にはお金や物が必要です。
でももっと大事なのは、被災地の人々が元気を取り戻し、自分たちの手で被災地を元に戻そうという気持ちになってくれるにはどうしたらいいかを考えることだと、本を読んで気づきました。
その結果が、様々な形での支援活動に繋がるんだと思います。

昨日のサッカーのチャリティーマッチは、まさにそうした思いが具現化したものの１つだったかと思います。
そして、自分にできる事は募金や物資の提供、節電や献血くらいしか浮かばなかったのは、このような気持ちが欠けていたせいだったのかも知れないと考えさせられました。
改めて、自分にできることはまだまだあると思いますので、困難だと思ったことでも著者のように実際の行動につなげられるように自分を変えていきたいと思います。
世界を変える事はできなくても、自分なら変える事ができるはずです。
それでは！

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今日の勉強時間

• 読書 0.5h (僕たちは世界を変えることができない。）
• After Effects 1.5h

今日の気づき・・・

• 体は資本。体調が悪いときは無理せず早く寝る。
• 無理に朝型にする必要はない。自分が夜型ならそれで良いと思う
• でも、自分への甘えから朝起きれないようではダメ！